グウェント クエンの印はどこですか?

Kafiristanがグウェントについてあれこれ書いていきます。

【dbd】デドバの真理

Dead by Daylightはコンセプトが最高で、グラフィックも良く(遊ぶ際は画質を下げないと暗くてゲームにならない)、キャラスキンも買う気にさせるコンテンツが揃っている。ただしゲームバランスと運営の調整能力、そして彼らが発するいらん言葉とバグのオンパレードによって、Dead by Daylightは人に勧めるゲームではなくなっている。

今回しばらくDead by Daylightから離れるので、2021年1月時点でのdbdの真理、というより当たり前のことを書き連ねていく(前提としてキラーもサバイバーも赤帯であることを断っておきます)。

f:id:Kafiristan:20210120215320j:plainなんだかんだで一番使ったキラーはハントレス。斧が当たった時のヌチュッという音が気持ちいい。

初動が一番重要なゲーム

サバイバーがスポーンする地点は、キラーの心音範囲内にはないものの一番遠い地点でもない。キラーが5秒歩けばサバイバーが視認できることもある。キラーからすれば最初に発見するサバイバーをいかに早く、いかに短時間でダウンできるかが成績を左右する。サバイバーからすれば発見されないこと、発見された後いかにダウンまで時間を稼ぐかが試合の展開を変えていくのだ。当たり前のことを書いていると思うだろうが、ゲーム開始から1分~1分半以内にキラーがサバイバーを一人ダウンできていれば、キラーのペースに持ち込めるのだ。そうでない場合、発電機が付いてサバイバー有利の試合となる。

特にキラーは初動の動きをシビアに追及していくべきである。マップを覚え、発電機の場所を把握し、スポーン地点からサバイバーの湧いた位置に当たりを付けて外周から回る(右回りに回るといいとか言われている)。カラスが飛んだりサバイバーが走った跡を見逃さない。これらを徹底すれば初動で見つけられないことを防げるだろう。たまに最初のほうに索敵した発電機の当たりにサバイバーが隠れていて、キラーが離れたのを見て発電機を回し始めることがあるのでキラーは戻ってみるのもありだ。

爆速発電環境

キラーが初動でサバイバーを発見できなければどうなるか。1分半以内に発電機が2つ付く。サバイバーたちは心音がなっていなければ発電機を回す、1人が追われているとわかれば発電機を回す(初動でオブセを追いかけると顕著だ)、あと少しで直る時は1撃貰ってでも回す。今のサバイバーたちは発電機を回すことがキラーを虐める最善の方法だと理解している。発電機RTAと揶揄されているにもかかわらず運営はM1ボタン(左クリック)を押すだけのゲームにはしたくないという理由で発電機修理時間を延ばすことを拒否している。なのでキラーは発電機を触らせないように巡回をし、発電機から手を離す努力を強いられている。

吊りペースの維持

発電機から手を離させる最高の手段はサバイバーをフックに吊ることだ。1人吊られて1人がチェイスに入ったことが伝われば、野良鯖であれば残りの2人が手を離す確率は上がる。2人吊るされている状態なららほぼ確実に発電機の修理は進まない。今の爆速環境においてダウンをコンスタントに取り、吊る→サバイバーを見つける→ダウンして吊るすを繰り返していかない限り勝機はない。

一人減らすことの重要性

サバイバーが3人になれば、キラーはガチガチの立ち回りをしなくても優勢に試合を運べる。4人であれば1人吊られたとしても1人は発電機を直す余裕がある。しかし3人の時に1人吊られたとなると発電機を直し続けるか、救助に向かうべきかを選択しなければならない。選択を迫るだけでもキラーとしては優位になるのだ。だからこそキラーはトンネルをして1人減らそうとし、サバイバーはボロタイやDSを使って阻止してくるのだ。

板窓を制せないキラーは弱い

次々とダウンを取るにはサバイバーとの板窓攻防戦に勝つ必要がある。ステイン隠し、窓越えフェイント、2窓、横窓のあるジャングル、固有のショートカットなどキラーが覚えるべきチェイス技は多い。そうしたものを駆使して出来る限り短時間でダウンを取らなければ、発電機を回される。

それでもである。忠実にダウンを取っていっても勝てない試合があり、それはキラーの性能不足であるのだ。今のキラーの強さ弱さを語る中で、板や窓のチェイスを短時間で片付けられる凛やナース、カニバルといったキラーが上位に来るのはそういう理由による。おや?クラウンもチェイス時間短縮できません?

マップ巡回速度も強さのうち

クラウンが何故弱いと言われるのか。それは他のサバイバーにどこでチェイスしているかがわかって発電機を回されることと、マップ巡回能力がないからだ。似たようなチェイス補助を持ち、尚且つ発電機にワープできるフレディは強キラーと呼べるのだ。チェイス短縮と高速巡回、どちらかだけでは今の環境では通用しない。ナース・凛・フレディが赤帯に多いのは、プレーヤーがいい成績を取るための適応戦略である。

サバイバー有利環境?orキラー有利環境?

前提条件の揃わない議論は無駄なことを承知で述べていく。きちんとしたサバイバーが4人いれば絶望的にキラーは勝てない。キラーが勝てているのは、心音がしただけでしゃがんだり、血族が付いているのに動かないで隠れている所謂unco鯖がいるからだ。セルフケアをひたすらするサバイバーもキラーの勝利に貢献している。そうしたガバイバーと言われるサバイバーがいる分だけキラーが有利になっている。判断力のないプレーヤーがいる現実がキラー有利環境という、私から言わせれば寝言発言を生んでいるに過ぎない。VCPTは確実にサバイバーを有利にしているが、時として救助を優先して発電しない地雷パーティーがいるのでややこしくなる。意思疎通と判断力の取れたVCPTに勝てるキラーは希少種である。

f:id:Kafiristan:20210120221244j:plain誰も動くこともしないでしゃがんでいるだけ。dbdの日常風景である。

キラーのフラストレーション

キラーをメインで遊ぶプレーヤーは運営に、特にゲームバランスに関して不満を抱いている。正確にいえばこれは現状のゲームバランスに対してではない。現状のゲームバランスは爆速発電を除けば、つまり爆速発電に対応できれば全滅をとりやすくなっている(サバイバーのレベルの低下があるにせよ)。キラープレーヤーの不満、それはキラー側に一方的課される(ように見える)度重なる調整と選択肢を減らされていることへの不満である。

破滅の効果が変更された・イタチの効果時間が短縮された・メメントが弱体化された・そして不死の弱体化。発電機に遅延をかけられるパークを重点的に弱体化されてはキラーサイドは文句が出てしまう。一方でサバイバーの必須級のパークに弱体化が来たのはぶっ壊れだった英雄や止血剤(キラーの人口を激減させた元凶)くらいで、DSボロタイ鋼の意志デッハは修正されることなく常備されている。極めつけはメメントと鍵の調整を行うと明言しておきながら、メメントだけを調整したことである。溜まっていたキラーサイドの不満にまた一つ大きな不満がたまった。

また通常攻撃と特殊攻撃というくくりを実装し、最後のお楽しみやノーワンといったパークを特殊攻撃で発動させないようにした。運営は運営が想定していないキラーの戦法を封じる傾向にある。キラー側からすればサバイバー4人に対抗するために生み出した工夫を「仕様の悪用」と称して使えなくされることが重なれば不満がたまるのだ。事実、運営の調整はキラーのパークを利用した戦法を潰している。

もちろんキラーサイドをドンドン強化していってバランスが崩壊した非対称ゲームは、Evolveの運命をなぞることになる。プレーヤー人口を考えてもサバイバーサイドに媚を売る運営の態度もわからなくはない。しかしキラーサイドにもたまにはアメを与えるくらいはしないとバランスが保たれないのだ。悪いことに運営は公式の発言の中にキラーサイドを苛つかせる言葉を混ぜてくる。視線切りリージョンを仕様の悪用と言い放ち、ロッカーDSをテクニックと見なし、サバイバーのフラストレーションを理由に破滅を弱体化する・・・。キラーのフラストレーションは?キラーの不満というものは蓄積されていくものだということを運営は理解するべきだ。

キラーに求められるタスクの多さ

 dbdにおいてキラーの負担はサバイバーよりもはるかに多い。なぜDSのタイマーが切れるまでキラー側がタイミングを計らなければならない?なぜステインというホラーゲームで位置を知らせるアホみたいなシステムを隠すスキルを習得しなければならない?なぜ猫が探知不可状態のキラーにまで反応し、キラーは視線をずらして近づく工夫を強いられる?なぜ発電機の修理を妨害しながらサバイバーをダウンし、マップコントロールを握る戦いを強いられる?キラーがランクを維持・アップさせるにはキラーはやることが多すぎるのだ。

f:id:Kafiristan:20210120221915j:plain探知不可の意味をなくしているパーク。何故探知できないはずのキラーをパーク一つで探知可能なのだ?しかもこのパークは発電機修理とチェイスにも効果があるのだ。

結局dbdという現実

それでもこのゲームはサバイバーよりキラーをやるほうが楽しいのだ。正直馬鹿馬鹿しくなるが、全滅させたときの達成感はひとしおだし、煽ってくるksサバイバーを倒すことすら快感になる。そしてdbdより成功している非対称ゲームが存在していないのも事実なのだ。プレデター、バイオレジスタンス、13日の金曜日、Evolve、デスガーデン、ゴールドエクスプレス、いずれも大失敗でdbdの次に流行っているのが第五人格というありさまだ。

この男↓がdbd広報の顔であり、日本においてはブリンクできるトラッパー発言をした人物がコミュニティマネージャーをやり、バグを1つ減らしたら新しいバグが2つ現れるゲームで、バランスの取り方が上手いとは言えない運営が非対称ゲームというジャンルを制しているのだ。

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みんなが殴れるサンドバッグとしては優秀なのはいいことではない。

この世界は地獄か?

以上です。今はdbdを遊ぶモチベーションがなくなっていますのでしばらくdbdをすることはないですが、戻ってくるに値するゲームになっていたら復帰すると思います(超上から目線)。

(パッチ4.4.2の環境をもとに書いています)