グウェント クエンの印はどこですか?

Kafiristanがグウェントについてあれこれ書いていきます。

【グウェント】GwentUp Meta Report #27, 14–20 Julより読むメタ

GwentUp Meta Report #27, https://gwentup.com/report/18/27

今週も2強です。おしまい。

では味気ないのでもう少し、メタレポートから探っていきましょう。

尖れ、思うがままに

先週と比べた時、"popularity"の変化はフォルテストがウーヴィスに抜かれたくらいで上位陣に変化はありません。ですが、勝率を見た時に「アラキス・クイーン」「不具のハラルド」「ヘンセルト」が上位にいるのです。

アラキスは捕食ネッカー、ハラルドは斧兵スケリッジであり、ヘンセルトは騎士を3体呼ぶデッキであることは言うまでもないでしょう。これらのデッキが勝ちを稼いでいるのです。

捕食はマンドラゴラ、口輪、そしてイグニかコーラルがいればEsc→Enterを押すだけのデッキでしたが、今大剣と焦土イースネ以外にそうしたカードを入れているを採用しているデッキは少ないように思えます。捕食側も召喚陣やおとりを使うことでネッカーの繁殖につなげています。ネッカーの天敵であったスワースもショープデッキの跋扈により採用率は低く、ネッカーには居心地の良い環境なのかもしれません。

斧兵は勝率こそ5割を超えていますが、大剣というどうしても倒せない相手、月明りを張れるダゴン、ブースト合戦ならNo.1の捕食が彼の前に立ちはだかっています。縦に並べる錬金に相性がいいので食べていけているデッキなのでしょう。

ヘンセルトはケイドウェン騎士を3体並べるムーブが強いだけではありません。焦土やレテンマース、セルトカークを用いたムーブで除去もあり、ステニス王子やディクストラで圧縮もできる。使ってみると派手さはない強デッキとして仕上がっています。

トップ2強に太刀打ちできることが証明されれば、この固定されたメタに変動が来るかもしれません。

落日のラドヴィット

ラドヴィットは落ちるところまで落ちたようです。封印できる能力が生かせない、ノヴァに頼ったデッキが多い、フォルテストやヘンセルトのほうが点数が出る、アーマーの得点では限界がある・・・etc.。火力不足が否めないラドヴィットを再興させるのはひらめきを持ったプレーヤーか、それとも調整で救済する開発陣か・・・、願わくば前者であってほしいものです。

皇帝陛下、そのカードに触手を伸ばすのはおやめください・・・!

エムヒルの主力は楯ニルフです。ヴェセミル、トリス、レオボンハート、勅令のゴールドを使いブーストするデッキを使い続けて勝率5割弱で推移しています。さて、皇帝はこの状況を満足しているでしょうか?

「余の得意とする密偵どもも健闘しているようだが、忌々しいアンクライト一族には勝てていない。といってミルでは勝てぬし、裏切り者のレソを用いるわけも・・・。巷ではショープがペットとして可愛がられているのか・・・。ん?ミルとレソ、ショープを組み合わせれば・・・。これはいけるかもしれん!おい、誰か!ショープミルレソレジスを作ってこい!」

「陛下、どうか正気を保ってくだされ。下手物を組み合わせてうまくいった試しはありませんぞ!」

「余の忍耐を試すような真似はするな。」

「それはラドヴィッドめのセリフですぞぉぉっ・・・」

バタン。

という茶番がプレーヤーの脳内であったのでしょう、ショープミルレソレジスというデッキが生まれています。統計には出てきていませんが、現在の環境に飽きたプレーヤーが何をしでかすか分かったものではありません。皇帝の狂気がランクで通用するのか、期待しないで見守りましょう。

最後に

HomeComingに注力している開発陣に一つお願いがあります。大剣と錬金、少し弱体化して環境動かしませんか?ヘンセルトが巻き上げ機1枚失ったとたんにTopTierから滑り落ちたように、2強デッキも1つねじが外れれば都落ちすると思います。例えばディムンの海賊長を破滅持ちにするとか、蘇生をゴールドにするとか。軟膏から復活するユニットに破滅をつけるとか、マハカムのエールのブーストを3点×列にするとか。そうすればTier2でくすぶっているデッキやラドヴィットも注目を受けるでしょう。環境を変えるトライを続けることでプレーヤーの飽きを解消できるはずです。そうなればメタリポート書くネタを探すのが楽になります。